2023年4月18日
!ぜんぜんわからない 俺たちは雰囲気でカニコをやっている 恥ずかしながら、わたしは雰囲気で kaniko にコンテナイメージのビルドをしてもらっていることに気づきました。1年以上 GitLab CI で kaniko を使っておきながら、ただ「特権コンテナを使わずにイメージつくれるやつ」くらいの認識しかしていなかったです。 続きの記事: Kanikoでcache=trueにするなら1コンテナ1ビルドで ## kaniko の cache=true オプション kaniko には `--cache`
2023年4月15日
PPPoE 回線が遅いので IPoE(IPv4 over IPv6)へ移行しようと思いました。以前は2つのルーターを使って、PPPoE と IPoE の2セッションを張ることができたのですが、ある時からできなくなり、しばらく PPPoE だけで生活していました。とはいえやはり遅い、遅すぎる……ということで、今回の記事に至ります。 IPoE に移行するにあたっての課題は**任意のポートを開放できないこと**です。 代わりの方法を考えていたところ、ちょうど手元に1台 AWS Lightsail のサーバー
2023年3月30日
2023年3月30日に Certified Kubernetes Application Developer (CKAD) を受験し、合格しましたのでその受検記録記事です。ちょうど1年前に Certified Kuberenetes Administrator (CKA) を取っていたので、その続きとなります。 前回の記事:新卒エンジニアがCKA取得を目指してKubernetesを勉強したときの記録 ## 対象読者 * Kubernetes を使っているが、資格はまだ取ってない人 * CKA を取っ
2023年3月6日
前回の記事を書くときに WebAssembly でブログのコードブロックのコードを実行させられたら面白いかも、ということで PyScript を使って実装してみました。React & Next.js で使う際の注意点についても書こうと思います。 以下については前提知識としてこの記事では解説しません。 * PyScript * Pyodide * WebAssembly * react-markdown のコードブロック(バッククォート3つ \```)をカスタマイズする方法 ## 2024-12-21
2023年3月4日
Python 公式ドキュメントの unittest.mock のページにドンピシャの内容が書いてありますが、なかなか気づけずにハマってしまっていたのでメモです。 `unittest.mock.patch` でパッチしたけど当たってない気がする人は参考にしてみてください。 下記の引用に要点が凝縮されています。 > ### どこにパッチするか > > `patch()` は (一時的に) ある 名前 が参照しているオブジェクトを別のものに変更することで適用されます。任意のオブジェクトには、それを参照する
2023年3月1日
apt を使って docker や terraform をインストールする時など、提供元のサードパーティ apt リポジトリを追加する場合が結構ありますよね。その際に、今までは `apt-key` を使って OpenPGP 公開鍵をインポートしていたのですが、`apt-key` は Debian 11 と Ubuntu 22.04 を最後に使えなくなる ので、今後は `gnupg` を使った方法が主流になっていきます。 Ansible にも ansible.builtin.apt_key module
2023年2月23日
AWS API Gateway のスロットリングを Terraform を使って設定する方法を見つけるまでに少し手間取ったのでメモ。 ## AWS マネジメントコンソールでの場所 今回 Terraform で設定するのは、マネジメントコンソールの各ステージの設定画面内の「デフォルトのメソッドスロットリング」に該当する箇所です。 !management console ## そもそも API Gateway のスロットリングとは API Gateway では API が1秒あたりに処理できるリクエ
2023年2月22日
『単体テストの考え方/使い方』(Vladimir Khorikov 著、須田智之訳)を読んだので、そのまとめを部ごとに書いていこうと思います。 1. 単体テストの目的・定義・学派・命名について:単体テストの考え方/使い方 第1部 1. リファクタリングしやすいテストを書こう:単体テストの考え方/使い方 第2部前半 1. ビジネス・ロジックと連携の指揮を分離すれば良いテストが書ける:単体テストの考え方/使い方 第2部後半 1. プロセス外依存は統合テストで確認しよう:単体テストの考え方/使い方 第3部(こ
2023年2月19日
『単体テストの考え方/使い方』(Vladimir Khorikov 著、須田智之訳)を読んでいるので、そのまとめを部ごとに書いていこうと思います。 1. 単体テストの目的・定義・学派・命名について:単体テストの考え方/使い方 第1部 1. リファクタリングしやすいテストを書こう:単体テストの考え方/使い方 第2部前半 1. ビジネス・ロジックと連携の指揮を分離すれば良いテストが書ける:単体テストの考え方/使い方 第2部後半(この記事) 1. プロセス外依存は統合テストで確認しよう:単体テストの考え方/使
2023年2月8日
サチコ(Google Search Console)を眺めていたら `FastAPI MySQL` がそれなりに需要ありそうと思ったので、FastAPI と SQLAlchemy を組み合わせて ORM を使う方法を紹介したいと思います。最近の SQLAlchemy(1.4以降)ではマッピングされたオブジェクトに型を適用することもできるので、型ヒントを活かして型安全なコードを書くことも難しくなくなっています。 ## 環境 * Python 3.10.6 * FastAPI 0.89.1 * SQLAl