2023年12月7日
この記事はニフクラ等を提供している、富士通クラウドテクノロジーズ Advent Calendar 2023の7日目の記事です。 昨日は @George22e さんの ヴァイオリンの音色のよさはスペクトラムアナライザーで分かるか試してみた でした。 自らの演奏とプロの演奏を可視化して分析する姿勢にエンジニアリングの精神と通じるものを感じました。私も仕事でも趣味でも本気でエンジニアリングしていきたいです。 今日は AWS が公開しているアクセス制御用のオープンソース言語 Cedar とその認可エンジン
2023年11月18日
Rye は Rust 製の Python パッケージマネージャです。まだ「実験的」なステータスなので全ての方にお勧めできる段階ではないかもしれないですが、十分に実用的で安定していると思います。Pipenv や Poetry との違いは、パッケージ管理だけでなく、Python バージョンの管理までやってくれるところが特徴で、Pipenv/Poetry + pyenv が1つのツールにまとまっているイメージです。 さて、今回は Rye を Docker コンテナで使う時のポイントをまとめてみました。Rye
2023年11月9日
世の中には AWS Signature V4 署名の実装方法についての記事はたくさんありますが、その署名を付与して検証する側(サーバー)の実装方法について見つけるのは難しいです。AWS API Gateway を使えば簡単に自分で書かなくても良いのでそれはそうなのですが、AWS SigV4 は curl のオプションとしても使える くらいの地位を獲得しているので、AWS SigV4 を利用した認証機能の実装方法についての記事があってもいいでしょう。 ということで、今回は Python と FastAPI
2023年11月8日
パスワードマネージャによる Passkey のサポートが進んでいます。 私は Bitwarden を使ってパスワードなどの機密情報を保存しているのですが、ついに Bitwarden による Passkey 対応が始まりました。公式ブログでも11月7日に投稿されています。 ## 環境 * Bitwarden Firefox アドオン 2023.10.1 * Firefox 118.0.2 ## 試してみる 既にいくつものサービスが Passkey 対応していますが、今回は Google アカウント
2023年10月24日
VS Code Serverでリモートホストのコンテナ上開発環境に直接アクセスするの記事にて GitHub でやっている「ぼくのかんがえたさいきょうのかいはつかんきょう」第2弾です。今回は GitLab を使ってリモート開発環境を構築してみたいと思います。 なお、GitLab には Premium 以上のライセンスで使える Workspaces という機能が 16.0 で登場しましたが、今回はそれではなく、自分でコンテナを立ててそこにアクセスする形になります。こちらは無料ライセンスで使えます。ただし執
2023年9月26日
前回の記事で紹介した nifdiff をリリースする際に、簡単に GitHub actions を使って Go 製ツールをビルドしてリリースする方法を見つけたのでメモです。 ## ポイント * GoReleaser を使うと Go で作ったソフトウェアを素早く出荷できる * kyoh86/git-vertag-action を使うと最新のバージョンから +1 メジャー・マイナー・パッチバージョンアップしたバージョンのタグを作成できる ## 今回やったこと * Go 製ツールをクロスコンパイルして、
2023年9月25日
2つのファイアウォールグループのルールの差分を見たいことがあって、ちょっとしたツールを作ってみました。 ## nifdiff とは * 2つのニフクラリソースの差分を見ることができるツール * 同一アカウント内であれば、リージョンまたぎで比較できる * 現状対応しているのはファイアウォールグループのみ https://github.com/SogoKato/nifdiff こんな感じのコマンドを投げると ``` nifdiff nrn:nifcloud:computing:jp-east-1::
2023年9月21日
AWS 認定ソリューションアーキテクト - Professional (SAP-C02) の資格を取得したので学習メモです。 過去の資格に関する記事はこちら * AWS Certified Solutions Architect - Associateを取得した * CKAD受検記録【2023年版】 * GCP未経験の新卒2年目がAssociate Cloud EngineerとProfessional Cloud Architectを連続で受検したときの記録 * 新卒エンジニアがCKA取得を目指してK
2023年9月15日
Docker Swarm 上のサービスのログを fluentd を使って送信するためのメモです。 Kubernetes で同様のことを実現する場合、Forwarder として使う fluentd を DaemonSet として起動してノード上のログを集めさせることが一般的です。今回は Swarm クラスター内の各ノードに1つずつ fluentd を起動して、あるノード上で動くコンテナのログはそのノード上の fluentd に集まるように設定していきます。 ## ポイント * 各ノードに配置するには
2023年9月9日
掲題の通りです。今更ながら、その辺に転がっているラズパイゼロ(初代、Wi-Fi 付)とその辺に転がっている中華 USB-DAC を使って Spotify Connect 用の環境を整えようと Volumio を入れてみました。 ## 使ったもの * Raspberry Pi Zero WH * Micro SD * 電源(Apple の 5W 1A のやつで十分) * Micro USB ケーブル * USB OTG ケーブル(Micro USB オスから USB A メスに変換するやつ) * Min