2023年9月25日
2つのファイアウォールグループのルールの差分を見たいことがあって、ちょっとしたツールを作ってみました。 ## nifdiff とは * 2つのニフクラリソースの差分を見ることができるツール * 同一アカウント内であれば、リージョンまたぎで比較できる * 現状対応しているのはファイアウォールグループのみ https://github.com/SogoKato/nifdiff こんな感じのコマンドを投げると ``` nifdiff nrn:nifcloud:computing:jp-east-1::
2023年9月21日
AWS 認定ソリューションアーキテクト - Professional (SAP-C02) の資格を取得したので学習メモです。 過去の資格に関する記事はこちら * AWS Certified Solutions Architect - Associateを取得した * CKAD受検記録【2023年版】 * GCP未経験の新卒2年目がAssociate Cloud EngineerとProfessional Cloud Architectを連続で受検したときの記録 * 新卒エンジニアがCKA取得を目指してK
2023年9月15日
Docker Swarm 上のサービスのログを fluentd を使って送信するためのメモです。 Kubernetes で同様のことを実現する場合、Forwarder として使う fluentd を DaemonSet として起動してノード上のログを集めさせることが一般的です。今回は Swarm クラスター内の各ノードに1つずつ fluentd を起動して、あるノード上で動くコンテナのログはそのノード上の fluentd に集まるように設定していきます。 ## ポイント * 各ノードに配置するには
2023年9月9日
掲題の通りです。今更ながら、その辺に転がっているラズパイゼロ(初代、Wi-Fi 付)とその辺に転がっている中華 USB-DAC を使って Spotify Connect 用の環境を整えようと Volumio を入れてみました。 ## 使ったもの * Raspberry Pi Zero WH * Micro SD * 電源(Apple の 5W 1A のやつで十分) * Micro USB ケーブル * USB OTG ケーブル(Micro USB オスから USB A メスに変換するやつ) * Min
2023年8月13日
AWS 認定ソリューションアーキテクト - Associate (SAA-C03) の資格を取得したので学習メモです。 過去の資格に関する記事はこちら * CKAD受検記録【2023年版】 * GCP未経験の新卒2年目がAssociate Cloud EngineerとProfessional Cloud Architectを連続で受検したときの記録 * 新卒エンジニアがCKA取得を目指してKubernetesを勉強したときの記録 続きの記事 → AWS Certified Solutions Arc
2023年7月22日
先日 Synology の NAS を導入したのですが、耐障害性を考慮すると別の拠点とのバックアップが欲しくなってきます。Synology の NAS は QuickConnect を利用することで Synology 社のサーバーを経由することで、自宅のポートを開放せずに構築することができるのがメリットです。バックアップ用途のためだけでにポートを開放するのはアレなので、自宅からのアウトバウンドの通信で定期的にバックアップを行う方法を検討しました。 ## 構成 超シンプル構成です。 !構成図 NAS
2023年7月5日
Fluentd の fluent-plugin-s3 を使ってニフクラのオブジェクトストレージサービスにログをアップロードする時のメモです。 ## ポイント * `s3_endpoint` を指定する * https://jp-east-1.storage.api.nifcloud.com または https://jp-west-2.storage.api.nifcloud.com * 参照: エンドポイント * `force_path_style` を true にする * オブジェクト
2023年6月25日
先日、この半年くらい担当させてもらった仕事が一区切りついたので振り返りをしておこうかなと思います。 全部よくある話だと思いますが、「経験しないとわからないこともあるものだ」ということで、今回は思考垂れ流し回です。 ## とにかく余裕を 取り掛かり始めたころ、諸先輩方にファーストリリースではとにかく最低限のものを作るように言われたが、今ならそれが身に沁みてわかる。スケジュール的に余裕を持たせる効果のほか、エンハンスの伸びしろも大きくなるので、リリース後に機能拡充していくことで対外的な見た目が良くなる効
2023年6月24日
今まで Docker Compose で動かしてたアプリを Kubernetes に移植したときのメモです。 ## Docker Compose では Docker の `--device` オプションと同じ記法で指定できていました。 ```yaml services: app: image: hoge devices: - /dev/gpiomem ``` ## Kubernetes では デバイスプラグインを使用して Kubelet にハードウェアリソースを知
2023年6月14日
タイトルの通りです。これにしばらくハマってしまったので戒めのために書いておきます。 ## tl;dr Ubuntu 20.04 の時と同じ設定ファイルをラズパイの /boot/firmware に入れていたけど反映されていなかった。調べてみたらそのファイルを include する文が Ubuntu 22.04 では消されていた。 ## そもそも config.txt とは? > The Raspberry Pi uses a configuration file instead of the BI