2024年3月3日
Raspberry Pi 5 の目玉機能の一つは M.2 SSD への対応とのことで、せっかくなので試してみました。 !NVMe Base ## 使ったもの * Raspberry Pi 5 8GB * NVMe Base for Raspberry Pi 5 – NVMe Base + 250GB SSD * 2つで65ポンド + 送料7.5ポンド(13,985円 = 1つあたり約7,000円) * https://shop.pimoroni.com/products/nvme-base?
2024年3月2日
ブログを始めてから1年そこそこが経過し、50記事を突破していました。かなりのんびり更新なので一般的に目標と言われる100記事には全然届いてないですが、ふと思い立って Google AdSense に登録してみたら半日くらいであっさり審査に通過したので Next.js 製 SSG サイトに広告を導入しました。なるべくコンテンツを邪魔しないように配置しますのでどうかご容赦ください。🙇 ## そもそも GitHub Pages に広告入れていいんだっけ? GitHub の利用規約 を確認してみると次のよう
2024年3月1日
ブログ開設当初に Next.jsとTailwind CSSでブログを作るときに考えたこと の記事で紹介したように、このブログは Next.js で作られています。作ったころの Next.js のバージョンは12だったのですが、2024年2月時点で14まで進んでいます。改めて Google Tag Manager と向き合ってみたら公式ライブラリで簡単に導入できるようになっていたので共有です。 ## 公式ライブラリ @next/third-parties @next/third-parties というラ
2024年2月26日
Raspberry Pi 4B より2倍速い CPU を積んでいるという Raspberry Pi 5 で、Stable Diffusion で画像生成をさせるとどれくらい差があるのか試してみたら噂通りの実力が発揮されました。画像生成ですが、GPU ではなく CPU でゴリ押しするだけなので純粋な CPU 対決です。 !a black tree with golden leaves painted by Monet, autumn ## 使ったもの * Raspberry Pi 5 8GB * Ra
2024年2月20日
Pydantic V2 が2023年6月にリリースされました。結構いろいろ変わっていて移行作業はそこそこ大変な気がしますが対応される方は Migration Guide を読んで頑張ってください。 私はというと V1 のころに Pydantic の `@validator` デコレータをカスタムしまくったので、V2 でそれがほぼ使えなくなってしまいました。そもそもなんでカスタムしたのかというと、バリデータのメソッドに DB にアクセスするためのセッションオブジェクトとかを渡したかったからでした。V2 で
2024年2月15日
前に Kanikoでコンテナイメージつくるならcache=trueは有効にしておこう という記事を書きましたが、とりあえず有効にしといたら罠があったので書いておきます。 ## Kaniko のコンテナ1つで複数のコンテナをビルドしないほうがいい おそらく、Kaniko が CI 前提のツールなので、複数回のビルドのために使われることを想定していないのではないでしょうか。 気を付けるべき条件は以下です。 * `--cache-true` を指定している * コンテナ1つで複数のコンテナをビルドしてい
2024年2月6日
Squid を Docker コンテナで実行したかったのですが、2024年2月現在で最新の v6 で起動するものがなさそうだったので作りました。apt リポジトリにはビルド済みの squid がないのですが、alpine にはあったので alpine を使うと楽です。また、シャットダウン時の挙動に要注意。 ## できたもの * SogoKato/docker-squid * noroch/squid - Docker Image | Docker Hub sameersbn/docker-squid
2024年1月24日
個人で使っている LINE bot を賢くしたくて、ChatGPT を組み込んでみました。ChatGPT を自分のアプリに組み込むのは初めてなのですが、LangChain の機能の豊富さに驚かされました。 ## 対象読者 * 人間のあいまいな指示を機械が実行できるアクションに落とし込ませたい人 ## 検証環境 * Python 3.11.6 * LangChain 0.1.1 * langchain-openai 0.0.2.post1 ## できたもの ```python from data
2024年1月15日
Docker のログドライバーは 16KiB (16384 バイト) 以上のメッセージの場合、ログを分割してしまいます。 fluent-plugins-nursery/fluent-plugin-concat を使うことで分割されてしまったログを連結して1つにまとめられるようなので検証してみました。 ## 試してみる 用意したファイルは以下です。16383バイトのログと16384バイトのログを20秒間隔で出力するアプリを用意して docker の fluentd ログドライバーで fluentd コ
2024年1月11日
git でリモートサーバーに HTTPS で接続する時、ユーザー名やパスワードを入力する必要がありますが、push や pull のたびに入力するのは面倒ですよね。git には標準で認証情報を管理してくれる仕組みがあり、毎回の入力を省略することができます。 Windows や Mac の場合は OS の認証情報管理の仕組みと連携することができますが、Linux では `store` モードか `cache` モードしかありません。`store` モードでは平文でパスワードが書き込まれてしまい安全ではない