2024年10月24日
前回 ファイル保存なしでWhisper APIにLINE Messaging APIから音声を渡す という記事を書きましたが、OpenAI の API を使うと決める前はラズパイ上で Whisper を動かすことを企んでいました。今回はその記事になります。今回もファイル保存せずにやります。 作った API を Raspberry Pi 5 で動かしてみたのですが、数秒の medium モデルで音声を文字起こしするのに1〜2分はかかるので使い物にならなくてやめました。 ## 環境 * Python 3
2024年2月20日
Pydantic V2 が2023年6月にリリースされました。結構いろいろ変わっていて移行作業はそこそこ大変な気がしますが対応される方は Migration Guide を読んで頑張ってください。 私はというと V1 のころに Pydantic の `@validator` デコレータをカスタムしまくったので、V2 でそれがほぼ使えなくなってしまいました。そもそもなんでカスタムしたのかというと、バリデータのメソッドに DB にアクセスするためのセッションオブジェクトとかを渡したかったからでした。V2 で
2023年11月9日
世の中には AWS Signature V4 署名の実装方法についての記事はたくさんありますが、その署名を付与して検証する側(サーバー)の実装方法について見つけるのは難しいです。AWS API Gateway を使えば簡単に自分で書かなくても良いのでそれはそうなのですが、AWS SigV4 は curl のオプションとしても使える くらいの地位を獲得しているので、AWS SigV4 を利用した認証機能の実装方法についての記事があってもいいでしょう。 ということで、今回は Python と FastAPI
2023年2月8日
サチコ(Google Search Console)を眺めていたら `FastAPI MySQL` がそれなりに需要ありそうと思ったので、FastAPI と SQLAlchemy を組み合わせて ORM を使う方法を紹介したいと思います。最近の SQLAlchemy(1.4以降)ではマッピングされたオブジェクトに型を適用することもできるので、型ヒントを活かして型安全なコードを書くことも難しくなくなっています。 ## 環境 * Python 3.10.6 * FastAPI 0.89.1 * SQLAl
2022年12月2日
この記事はニフクラ等を提供している、富士通クラウドテクノロジーズ Advent Calendar 2022の2日目の記事です。 昨日は @ntoofu さんの パケットキャプチャからKubernetes APIのTLS通信を解析する でした。 私は TLS な時点でパケットキャプチャを諦めてしまいそうですが Linux の便利な仕組みと気合があれば TLS 1.3 のパケットキャプチャも可能だとわかり、とても有益でした。私もギークなエンジニア目指して頑張ります。 今日は OpenID Connec